旧正月にバンコク行ってみた
2月5からの三日間でバンコクへ初タイ旅行に行ってきました。
旧正月初日だったので中国人客で大変賑わっていました!
中国人の友達と二人で行ったので中国人からの視点も交えてブログを書きたいと思います。
↑前回の記事
今回は下記の点に焦点を当てて記事を書いていきたいと思います。
①バンコクのキャッスレス事情
②ライドシェア
③中国人の春節旅行先ランキング1位の秘訣は?
バンコクに着いてまず初めに行ったのはプーパッポンカレーと呼ばれる蟹カレーで有名な「ソンブーン」というレストランに行きました。
バンコク市内に何店舗か展開しているようで、宿泊していたアンバサダーホテルからアクセスの良いサイアムスクエア店に行きました。
店名の通りサイアム駅目の前のサイアムスクエアワンというショッピングモールの4階にあります。
蟹カレーというネーミングですが日本のカレーとはまったく違います。ガーリックが効いていて蟹の甘味と交わって美味しいです。
正直個人的には一緒に頼んだチャーハンのほうが美味しかったです。タイ米がパラパラで最高でした。
ちなみにこのサイアムスクエアというショッピングモールのレストランフロアは吉野家や大戸屋など日系企業が数多くありました。旅行中タイ料理に飽きた方はぜひ行ってみてください。
①バンコクのキャッシュレス事情
町中のいたるところでVISA/MASTERやJCBの看板があるしwe chat payやアリペイの看板もよく見ます。やはり日系QR決済は一切ありません。ナイトマーケットの屋台ではクレジットが使えなくても中国系QR決済が使えるので中国人が羨ましいです!
ナイトマーケットのいたるところでwe chat payの看板があります。
この時は屋台でもQR決済が出来るなんてタイはキャッシュレスが進んでいてすごいなって思っていたのですが…
ナイトマーケットのイートインスペースのあるタイプの店で食事を済ましていざお会計というところで
僕はwe chat payも持っているのでそれで支払いをしようとしたら店員さんがまさかの「cash only」の一点張り。
その店員が着ているエプロンには「欢迎使用微信支付」(we chat pay歓迎)の文字があるのですが…。
とりあえず大勢の中国人客への接客で忙しそうなので現金で支払いましたけど…。
このあともこういったことが続きまして、建前上はカード(コード決済)OKとしている店でもお会計になると急に「現金でしか払えないよ!」となることがありました。
今回の2泊3日の旅で4回そういったレストランに当たりました。カード主義者なので非常に残念に思いました。
現金は是非多めに換金して行ってください。
あとはカード使用OKだけど○○バーツ以上からならOKと言われることもしばしば
なので韓国や中国に比べるとキャッシュレス化は遅れているなという印象でした。
②ライドシェア
バンコクはGrabという東南アジア版Uberがあるので非常に便利でした。中国に比べて運転の質が良いし走っている車はほぼ日系メーカーのものなので快適に移動が出来ます。
登録の仕方やシステムはUberと全く同じでした。登録するときにSMS受信が必要なのでご注意ください。
僕は現地でGrabを知ってダウンロードも現地でしましたが電話番号付きSIMを買っていたのでなんとかなりました。
※Grabは日本語対応していないので多少の英語力は必須になります。
対中国人客への歓迎ぶりが凄いバンコクですがシェアサイクルはありませんでした。
トゥクトゥクに乗りましたがあれは本当に良くないですね(笑)乗り心地が悪いしGrabより50バーツぐらい高くとられます。
③中国人の春節旅行先ランキング1位の秘訣は?
中国オンライン旅行大手シートリップによると中国人の春節期間の人気の旅行先は1位タイ2位日本となっております。(去年のデータ)
何故中国人がタイに行くのかという事は前から気になっていたのですが今回の旅行でこんな風に思いました。
タイはまず物価が安いし、王宮やワットポーなどのお寺が中国人の間で人気だそうです。
王宮には中国人客が大勢いました。
それだけではなく中国人が日本に来る場合ビザ申請が必要になるのですが、タイに行く場合はアライバルビザで済むそうです。Eビザで事前に申請しておくのも可能とのことでタイ旅行のほうが敷居が低いということです。
食事の文化をとっても味付けの濃さや料理そのものが中国南部の料理に似ていることも中国人にとって過ごしやすい要因の一つだそうです。
なにより驚いたのがタイ人は本当によく中国語を勉強していますね。
キングパワー免税店のスタッフはもちろん街中で会った客引きのおばちゃんまで流暢な中国語を話しています。僕はHSK5級ですが僕より上手いひとがゴロゴロいることに衝撃を受けました。
旧正月ということもありますが街中で中国の飾りがあるしイベントも多く開かれていました。
大阪のホテルで働いている自分としてはタイ人の姿勢を見習わなくてはと思った次第です。